元谷小屋*2018.02.11

2018.02.11 21:00|鳥取県
寿庵(2時間22分)→元谷小屋※小屋泊※(1時間41分)→大山博労座駐車場



元旦の大山で、皆さんが交わした合言葉は「また2月に」だった。伯耆大山に雪がたくさん積もり、天気が安定するらしかった。しかし今年はどうも様子が違うようで。



土曜日の明け方から移動して、「大山ゲストハウス寿庵」に前泊。前回は駐車場代が高かったので、今回は「槙原駐車場」を利用。こちらは駐車場代が無料、シャトルバス(往復200円)が朝の7時から18時まで、大山博労座駐車場まで運行する。



行けたら山頂小屋泊、ダメなら元谷小屋泊という予定だった。下山日の風速予報が20m/hになっていたので、山頂を目指すことなく元谷小屋へと向かうことになる。指揮を執るのは広島のジャック・スパロウことTさんだが、撮影の為にひと足先に入山された。兵庫のサラブレッドHさんを隊長に、兵庫のOさんと3人で昼からのんびりと歩き始める。




風はまだ吹いていない。干し柿を補給しながら、穏やかに一面雪の参道を歩く。





スノーシューのHさん、12爪アイゼンのOさん、とりあえず冬靴だけの私。撮影派の男性陣はカメラも三脚もあるしで、後ろからはその頭がザックに隠れて見えない。私もテン泊用60Lザックだが、雨蓋は外してきたから10キロないかもしれない。





航空機の脱出シューターか、スプラッシュマウンテンに変貌を遂げた石段。





大神山神社からはスノーシューを履いて先へ進む。木々の間から覗いた空が、青へと変わった。





光が差すと雪面は輝き出し、こんな景色を見られると思っていなかっただけに嬉しい。





ほどなく青空は隠れ、ただのなだらかな斜面と化した治山道路に差し掛かる。スノーシューを引っ掻けないようにと緊張して進んでいると、Tさんの姿が見えた。





雪崩回避のために沢へと降りて、それからは雪の状態を見定めつつ男性陣が先頭を交代しながらのラッセルを続ける。スノーシューでも膝上まで埋まる。ずり落ちながらも少しずつ斜面をまた上がったりしながら、ようやく元谷へと着いた。





元谷小屋が見えてからは吹雪にさらされて、先をいくHさんを見失わないよう歩く。元谷小屋までをこんなに遠く感じるとは、思いもしなかった。





小屋へ着くと、中にはお二人の男性が泊まりの準備をされていた。もう一人いた単独の男性は、すぐに下山をされた。広い板間の半分をお借りして、着替えをしたりご飯の準備をする。



なかなか体に力が入らなくて、皆さんの会話に入れずに、ぼんやりとしてしまう。とりあえず温かいものお腹に入れてと優しい皆さんにお世話して頂いて、少し寝ることにする。



小屋の温度はマイナス6度。3シーズン用のシュラフを2つ重ねて、ダウン上下とダウンソックス、カイロを足元に一つずついれると快適に熟睡できた。



目を覚ますと4時くらい、話せる程に体力も回復。それからは皆で、すき焼きを囲む。元旦の抽選で貰ったダウンの袖をランタンで焦がしたり、締めのうどん玉がどこにも見当たらなくてOさんのお餅を頂いたりと、失態ばかりだったが、大量のお酒がみるみるなくなるほどに楽しい宴が続く。





隣の男性お二人は長崎の方で、バリエーションルートの登攀をされるとのこと。それからは6人で、お酒がなくなるまで話を楽しんだ。



明け方にはマイナス11度まで下がったらしいが、寒さを感じることはなかった。Tさんがアルコールストーブでコーヒーを淹れて、Oさんは餅入りぜんざいを作り、Hさんはラーメンを作り、あれこれご馳走になりながら朝食を済ませる。



強風に揺れる小屋の扉を眺めながら、出たくないとも早く降りたいとも言いながら撤収準備をする。治山道路から沢に降りる、先頭のOさんがガシガシ降下。





スノーシューで急斜面の下りは難しい、横歩きで慎重に降りる。Tさんは長崎のおじさま方をガイドして、最後に降りてこられた。





どこでも歩いていいよと言われると、どこを歩いていいか分からなくなる。





結局Tさんのトレース後を歩く。Oさんはツボ足なのにラッセルダッシュを繰り返し、それが堪らなく面白くてたくさん笑った。大神山神社も、昨日よりさらに雪深くなったよう。





どこまでも真白く雪に埋もれた参道を、写真を撮りながらのんびりと歩く。

















駐車場に着いて、コーラで乾杯をして解散。雪予報だったので夜はかなり吹雪いて、津和野あたりは道路の白線も見えなくなり怖かった。それでも平気で追い越しをかけてくる地元民の車が、恐怖に拍車をかける。山口市にはいると降雪も収まり、高速道路で福岡まで夜のうちに帰った。



ご一緒頂いた皆さん、ありがとうございました。念願の大山での小屋泊が出来て嬉しかったです。またご一緒できる機会があれば、宜しくお願いします。

テーマ:山登り
ジャンル:趣味・実用

コメント

No title

雪山美しいねえ💛

Re: No title

雪は白くて綺麗だね(^^)♪
どっさり積もったノートレースの参道は、
歩くだけで楽しかったよ!
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