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十勝岳*2017.08.14

2017.08.14 21:00|北海道
十勝岳 2,077m


望岳台(ボウガクダイ)(58分)→十勝岳避難小屋(2時間8分)→十勝岳(1時間21分)→十勝岳避難小屋(52分)→望岳台


行動時間計 5時間19分


北海道遠征4日目、「道の駅びえい 丘のくら」で起床。どんよりとした窓の外を見ながら、ため息と共に準備をして車を出す。十勝岳への登山口、望岳台へ向かう。大きくて立派な十勝岳望岳台防災シェルターがある。




24時間開いている施設で、トイレや自販機があり、天気予報や噴火レベル、山の様子がわかるライブカメラの映像も見られる。既に準備を始める登山者の姿もあったが、小雨が降っているので少し待つことにする。登山口にも注意換気の看板。





傘をさして先に行かれたご夫婦と少しお話した、特に危険箇所もないとのこと。十勝岳のあと旭岳へはしごされるらしい。



登山届は受付していないとのことで、車のフロントガラスから見える位置に置いた。代わりに防災シェルターの受付にある名簿に、名前や住所などを書く。この名簿スタイルは旭岳にもあった。小雨がやんだ6時過ぎに歩き始める。





雲の平分岐、ここから美瑛岳へ行ける。十勝岳から美瑛岳への周回ルートを計画していたが、このガスなら無理はできないと早くも諦めモード。十勝岳へと右におれる。





ガスの奥に、避難小屋が見えた。





ドアや窓の縁取りが白で、ちょっとメルヘンな感じ。最近は小屋に寄るのが楽しみでもある。





中には、たくさんの防災グッズが置いてあった。御嶽山のことがあったから、活火山の十勝岳も備えをしっかりされているのが分かる。





靴擦れがあまりにひどくて、ここで応急処置。登る前に貼れば良かった、ここまで顔をしかめるほど痛かった。





前十勝コースは立ち入り禁止。





登山道はざれていたり、岩がゴロゴロだったり。赤や黒や、はたまた白っぽい粘土質な土など、地質もころころと変わる。




登山道の右側には崩落地。





昭和火口に上がりきる。スリバチ火口が見えるはずだけれど、景色は望むべくもない。





魔法の白い粉を補給。風が少しあったので、雨具の上をはおる。





前方に稜線がうっすらと見えてきた、そこまではなだらかな登山道。3日前に登った方が暴風で撤退したという地点、幸い風は穏やかなままだ。





ここは海辺かと思うようなざくざくの砂、靴が埋もれる感覚を楽しむ。





左下には雪渓がまだ残っていた、登山道には残雪は全くない。





十勝岳の肩から、ちょっと荒々しい山肌に変わった。目印を外さないように取りつく。





岩がゴロゴロ。





振り替えると頭上には青空。





十勝岳がうっすらと見えた。嬉しくて、ここで腰を下ろしてちょっと眺める。そして、山頂へ歩く。





十勝岳山頂に立つ、景色は?見えません!





エゾナキウサギさんをまた発見、可愛いな。





三角タッチVS謎の虫、ぎゃー。慌てて手を引っ込める。





上ホロカメットク、を指す道標。悟空の技の名前みたい。「アイヌ語のhoroka-metot(ホロカ=戻る、反対の・メトッ=山奥)で“さかさ川の山の奥”という意味から来ています。」「北海道 上川総合振興局」大雪山にあるアイヌ語が付いた山々より。





美瑛岳、への分岐。書式もなんだか可愛らしい。





相変わらず真っ白なので、美瑛岳への周回は断念。





パンやおかきなんかで、小休止。





危ないことはしないから、そう家族に言っている。ガスの中で人の少ない周回ルートへは行けない、行きたいけど。不自由な自由にもどかしさを感じながら、来た道を戻る。



防災シェルターでお話した方と、途中ですれ違った時に教えて頂いたショートカット道へ。くいから左の方へ。





歩いていると、ガスが少し晴れてきた。左側がグラウンド火口。





行きは見えなかったスリバチ火口も、姿を表した。





上空には大きな燕が旋回を繰り返す。大きな火口、眺めながら歩けるだけで嬉しい。





振り返ると、十勝岳は青空とガスのせめぎあい。晴れるかもしれない、でも下山。





イワブクロ、十勝岳に咲く花は少なかった。





避難小屋のあたりで、どうみてもビギナーな若者3人とすれ違う。「山頂まであとどれくらいですか?」とへこたれながら聞いてくる。こんな所で聞く?大丈夫?と思いながら「あと6時間くらいです」と答えると、3人の顔が固まった。にやりとして「くらいの心持ちで頑張って下さい」と付け足す。「よっしゃーー、やる気出てきたー!!」と笑顔で山頂へ向かった彼ら、白いスニーカーはすぐに泥だらけになるはずだ。山頂が晴れるといいなと思いながら、下山した。



防災シェルターのベンチでゲイターを脱いでいると、年配の男性から山頂の様子を尋ねられた。明日登られるそう、明日も今日とあまり変わらないような天候のよう。



立ち寄り湯は「吹き上温泉保養センター白銀荘」(600円)へ。
自炊型宿泊施設や、テントサイトもあり、多くの車や大型バイクが停まっていた。ぬる湯もあって、ゆっくりすることが出来た。湯上りには牛乳(130円)をグビグビ。





一息ついて、ここから離れることを決める。普段だったら登らないようなコンディションの山が続き、予定していた周回ルートは行けず、心が疲れてしまった。晴れた美瑛も、花の富良野岳も諦めよう。1度で見たい景色を全て見る事なんかできない、分かっていたのについ欲張ってしまう。




白銀荘を出てすぐの曲がりくねった道路で、前方にキタキツネが寝そべっている。道路脇にも1匹いた。これは進めないと停まって、道路わきにお利口にお座りしている子をぱちり。





道路に寝そべっている子は、その間に運転席の横まで来ていた。どうやら餌付けされているよう、、。



中富良野の「ひつじの丘」へ到着、動物ふれあいパークではなくジンギスカンを食べられる場所。と思ったら、ウサギや羊とふれあえる場所もあった。いつもなら寄っていく羊を、今日は直視できないけれども。





名前を書いて待つこと数十分、いや1時間弱。とても人気のお店なのか、たんにお盆だから多いのか、それは分からない。





おすすめのサフォークジンギスカン1人前150g(970円)を注文。それと白ごはん(200円)、焼き野菜(400円)、クーポンを見せたらサービスになった牛乳。




ジンギスカンを食べた記憶がないけれど、柔らかくて臭みもまったくなくてとても美味しい。白ごはんが進む進む。そして牛乳をぷはーーと飲み干す、北海道を満喫している気分。





テラスから見える景色、山では晴れないけれど下界ではさんさんと陽に照らされる。お肉をもう1人前追加して、美味しく完食。





「ミトンがマトン、ミトンがマトン(手が羊臭)」という呪文を唱えつつ、富良野町に向かって移動。





ノラニンジンが風に揺れている。





麓郷に寄り道、北の国からの撮影をした「五郎の石の家」をちら見。入館料が500円、時間があれば中に入って見たかったのだけれど。









富良野市へ移動して、「だうんひる」で生ソフトクリーム(350円)なる、濃厚でクリーミーなソフトを頂く。





そしてようやく、明日の山へ向けて200キロの移動を開始した、北海道はでっかいどう。



北海道をレンタカーでドライブするのを楽しみにしていたが、大きな誤算がひとつあった。下道を地元の皆さんが恐ろしく飛ばすこと。制限速度プラス10キロで走っていても、バンバン追い越される。「警察が多いから気を付けて」とレンタカーのお兄さんにも言われたからその波には乗らないけれど、とにかく地元民の飛ばし方がすごかった。追い越した時に対向車とヒヤリ、という場面を何回も見た。「この先中央分離帯があります」というこちらでは見かけないような大きな看板も見かけた。



「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」なんてフレーズ、広大な北海道では浸透しなかったんだろうな。札幌市内の時計台を通りすがりにちら見して、スタバのステンレスボトル北海道バージョンを買って、なんとか日付が変わる前に「道の駅真狩フラワーセンター」に着いた。



明日が遠征で最後の山、祈るような気持ちで眠った。



-続く-


テーマ:山登り
ジャンル:趣味・実用

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