三鈷峰*2017.07.16

2017.07.16 21:00|鳥取県
三鈷峰 1,516m
象ヶ鼻 1,550m


大山寺(1時間31分)→中宝珠越(51分)→上宝珠越(33分)→三鈷峰(33分)→象ヶ鼻(8分)→ユートピア避難小屋(25分)→上宝珠越(38分)→中宝珠越(1時間36分)→大山寺


行動時間計 6時間15分



3時起床、枕元に準備していたウェアに着替えて、静かに部屋をでる。1階に下りてなおさんと朝ごはん、サンドイッチとポテトサラダとしっかり食べる。オーナーの矢田さんが起きてこられて、寝てる方がいるから静かにねと、風が強いから気を付けてと送り出してくださる。


昨日は何度も間違えた豪円湯院までの道だが、なんとかすんなりと着く。すでに到着していたhigetiasさん、mamatiasさんご夫妻と挨拶をして、ヘッドライトをつけ、まだ暗い石畳の参道を歩き始めた。


昨日姫蛍を探し歩いた道には誰もいなくて、通りのベンチに置き忘れた虫除けも、無事に回収ができた。今年新たに買った虫除けは、アース製薬のサラテクトミスト リッチリッチ30。これも矢田さんがブログで紹介していた、ブヨに効くらしい。これを手にスプレーして、刺されやすいおでこや耳など、顔周りにぬる。足元やお腹にも、服の上からスプレーしてみた。今回は刺されなかったから、効果はあるのかも。


暗闇の中、Higeさんは迷う風もなく参道の階段を進む。大山寺から大神山神社へと進んだ、起き抜けにこの石段は結構しんどい。それから登山道へと進む。苔むした岩がしっとりと濡れていて、うっかり足の置き場所を間違えると滑りこけそうになる。上空では風が騒いでいる気配を感じるが、それをさえぎるように何か物凄い数の生き物が鳴いている。


「これ何が鳴いてるんですか?」「セミじゃない?」「セミやろうね」。鳥か蛙かと思った予想は外れた。こういう瞬間によく、山に入らせて貰っているんだ、という感覚に陥る。ここはたくさんの生き物の暮らす豊かな世界。



ようやく目指す山、三鈷峰を捉えた時にはすっかり日が上がっていた。見るからに荒々しい山容、登れるかなと不安になる。Higeさんと辿るルートを指でなぞる。



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テーマ:山登り
ジャンル:趣味・実用

伯耆大山*2017.3.12

2017.03.12 21:00|鳥取県
弥山 1710.6m

夏山登山口(1時間46分)→六合目避難小屋(1時間16分)→弥山(35分)→六合目避難小屋(北尾根経由:1時間27分)→夏山登山口

上り 3時間2分
下り 2時間2分
行動時間計 5時間4分

もともとは福寿草を見に行きたいねと、ふわっとした話をyumiさんとしていた。それが天気に転がされて、山も日にちも変わり、金曜日の朝に出した結論が日曜日の大山だった。土曜日のくじゅう坊がつるの野焼きは先に決めていたし、普通なら移動日に1日は充てるのに、どう見ても無謀なスケジュール。だけど天気は良さそうで、助手席にyumiさんがいるなら夜通しの運転も出来そうな気がした。見たい景色を見るために、やるしかないと腹を括る。

15時過ぎに九重を出て、yumiさんの住む街へ向かい、その途中で1時間だけ仮眠。仕事を終えたyumiさんを拾って、20時に関門海峡を渡り小郡インターで高速を降りる。美花のナビが終始おかしくて、宇部バイパスを4キロ逆戻り、慌てるyumiさんを「いつものことだから大丈夫ですよ」となだめる。

真っ暗な9号線をひた走り、花の話、山の話をしながらとにかく走り、米子のバイパスを走っているとyumiさんが右前方を指差し騒ぐ。目を離すと危ないのだけど、ちらっと黒に近い群青の闇夜に目を凝らすこと数回。遠くにうっすらと大きくて白い大山の山容が浮かんでいた。伯耆富士、その言葉そのもの。

どんどん大きく迫る真っ白な大山に歓声をあげながら、大山寺へと向かう大山環状道路に入り、2時45分に南光河原駐車場へと着いた。荷物を前席に積み替えて、二人並んで3時間仮眠。

6時に起きてすぐ、窓の外を覗いたyumiさんが「見えない」とつぶやく。そうか、ガスったか。あえて反応せずに「登りますよね!」と声をかけて、お湯を沸かしてコーンスープを2つ作り、パンと一緒に朝ごはん。山専にお湯も注いで、山の方は見ないように準備を済ませて7時過ぎに駐車場から歩き出した。


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伯耆大山*2017.1.1

2017.01.01 21:00|鳥取県
弥山 1710.6m

夏山登山口(1時間32分)→6合目避難小屋(50分)→弥山(27分)→6合目避難小屋(50分)→夏山登山口

上り 2時間22分
下り 1時間17分
行動時間計 3時間39分

3時起床。お湯を沸かして山専ボトルに注ぎ、コーンスープとパンで朝ごはん。メリノ長袖に冬アウター、厚手パンツにオーバーパンツ、ニット帽と冬靴装備。昨日は半分程だった駐車場も、奥までぎっしり車で埋まっていた。

4時に発つ。雪で覆われた登山道は、既にしっかりと踏み固められていた。先行者のライトの灯りを遠目に見ながら歩き出す。少し端の方でしっかりグリップを利かせて上る。ふと右手の視界が開けて、眼下に米子市の夜景が広がった。



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伯耆大山*2016.7.10

2016.07.10 21:00|鳥取県
伯耆大山 1710.6m

夏山登山口(1時間18分)→6合目(42分)→弥山(2時間33分)→夏山登山口

上り 2時間
下り 2時間33分
行動時間計 4時間33分

耳栓をして寝てたら、アラームに気付かなかった。20分寝過ごして、3時過ぎに夏山登山道へ。登山届を出して、ライトを頼りに登り始める。

体が重いなと感じた時には、既にシャリバテになっていた。パンを2口かじっただけだったので、塩黒糖とカリカリ青梅を何とか投入して、単独の男性と女性に抜かれ、足を止めたりしながらもゆっくり登る。

空には満点の星、山頂の空模様が気になる。途中で、小さな赤い光を目の前に見つける。蛍のようにフワフワ点滅しながら飛んでいった。シャリバテの幻覚だったのだろうか。



6合目で空の色が変わり始める。避難小屋で補給した羊羮のお陰で、木道までは足を止めずに上がる。ガスっている、のですね。



山頂小屋の前に、ご来光を望む方々が8名程いた。ガスが晴れたり、かかったり、かなり忙しない空模様。日の出には間に合わなかった。



岡山のおじさまと、話し込む。ガスが晴れる瞬間に慌ててカメラを起動する私と、三脚にセットしたシャッターを手元で切るおじさま。その機動力が何とも羨ましい。



一旦避難小屋に入り、イチヂククルミパンとコーヒーを補給。昨日から小屋泊をされた方も4名程いたとのこと。そうしてると、外が凄いことになってると、皆がざわざわし出す。出てみるとガスが晴れて、雲海が広がっていた。


剣ヶ峰と南壁、大山のこの山肌は、圧倒的に美しい。右端に雲海から覗いている、烏ヶ山。こうしてみると、すごく小さな山。


ふと振り返ると、ブロッケンが出ていた。初めて見るブロッケンに、とりあえず手を振ってみる。


ブロッケンも凄いが、雲海も凄い。おじさまも、360度雲海を見渡せるのは初めてとのこと。


避難小屋を写した遠景にも、可愛くブロッケンが。いつまでも見えているので、木道を小屋の方に降りていくと、ついてくる。


手を伸ばせば触れそうな距離になった。ここまでのきつい登りも、これじゃ忘れてしまうな。


明るくなって、本命の花探しに下山する。


すっかり晴れ渡った空。


振り返ると、大山の美しい北壁。


ナンゴククガイソウが一面に咲き誇る。


ちょっとひねくれてるよう。


ホソバシュロソウ


ネバリノギラン


ダイセンオトギリソウ


ホツツジ


カラマツソウ


イヨフウロ


シモツケと石室



ミヤマイボタ


オオバギボウシ


ホソバノヤマハハコ


ダイセンオダマキ、かなりボロボロで可愛そうだった。


ホタルブクロ


登ってるときに見かけて、下山の時に素通りするんじゃないかと、ヒヤヒヤしたけど、無事に足を止められた。


大きなイヨフウロは、山頂にたくさん咲いていた、色合いが乙女。


ヤマアジサイは登山道にずっと咲いている。闇のなかでも分かるその花影に、励まされて登っていた。


ガクの形も色々で、変わったのを探すのが楽しい。


ヤマボウシ。


下山しているとガスってきたりする。たくさんの方が登って来られて、山頂の景色を心配されていた。「きっとガスは晴れますよ」と返す、根拠のない希望のようなもの。


首からオカリナを下げたおじさま。話しかけると、トトロの「さんぽ」を吹いて下さった。この急登で息も切れているのに申し訳ないと思いつつも、その透き通る音色に聴きいってしまった。


シシウド


ヤマブキショウマ


ヤマジノホトトギス


阿弥陀堂に立ち寄り、下山のお礼をする。


ユキノシタ


石垣にびっしりと咲いていた。


静かな登山口へ、無事下山。


mont-bellで細引きを買って、すこしのんびりとしてから帰福。ナビを見てなくて何回か道を間違え、無料道路につられて宇部湾岸道路を走ったり、途中で仮眠もしながら、明るい内に九州に戻った。

静かな闇夜の山歩き、雲海とブロッケン、咲き誇る花達、思い思いに山を楽しむ方々とのおしゃべり、遠出の甲斐もあって良い山行ができた。

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烏ヶ山*2016.3.12

2016.03.12 21:00|鳥取県
烏ヶ山 1,448m

鏡ヶ成国民休暇村駐車場(3時間42分)→烏ヶ山南峰(30分)→烏ヶ山(2時間48分)→鏡ヶ成国民休暇村駐車場

上り4時間12分
下り2時間48分
行動時間計7時間

山陰のマッターホルン、烏ヶ山へ。
数年前の地震による崩落のため、登山禁止の山でもある。

鏡ヶ成国民休暇村の駐車場からスタート。



道路にも路肩にも雪がたっぷり。



しばらく歩いて、師匠がロープ忘れた!と駐車場へ戻ってしまった。
手持ちぶさたなので、ささやかなラッセルトレーニングをする。



天気は曇ったり、晴れたり。
途中暑くて、上はメリノ1枚で進む。



ブナ林が雪に彩られてて綺麗。



先行者のトレースもしっかりあって、迷うこともなく、核心へ到着。
最大斜度50度、雪の斜面。



装備は12爪アイゼン、ピッケル、ヘルメット、ハーネス、安全環付カラビナ。
冬用アウター上下、冬用ゲイターなどフル装備。
ロープワークをすっかり忘れていておののく。



先行する師匠、2回に分けて、斜面を登る。
雪は適度に柔らかいので、キックステップをしながら、慎重に。



ゆっくり慎重に、しかし後からおじさまが来たもんだから、最後はがむしゃらにのぼる。
足が止まることもなく、岩場に到着した。



雪の尾根をしばらく歩く。
大山の南壁が綺麗に見える、烏ヶ山南峰に到着。
使わなかった借り物のスノーシューをここにデポして山頂へ向かう。



本峰から下る方を待ってから、スタート。
この崩落箇所を慎重にすばやく抜ける。
振り返って写真だけ撮る、切れ落ちてる方がガスっていて、怖さも半減。



ブッシュを掴みながら、岩場を登り、山頂に着く。



山頂の岩にもエビの尻尾。



雲がスッキリとはしないものの、青空と美しい大山南壁。



いつまでも見ていたいけど、ここに長くはいられない。
南峰に向かって、慎重に下って登り返す。



南峰でちょっと休憩。
烏ヶ山の山頂と、大山に目を奪われっぱなし。



下りは私が先行する、心もとないが進む。



最大の核心、50度の下りでは、何度か足が止まってしまった。
バックステップで斜面を後ろ向きに降りるのは、確保があっても恐ろしい。
恐怖心と戦いながら、とにかく足と手を動かした。

その後は雪歩きをのんびり楽しんで、無事に下山した。



烏ヶ山、綺麗な山。
記憶に残る山行になった。

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